デジタル?フロンティア 土井 淳氏(左)と,「バイオハザード ダムネーション」監督 神谷 誠氏(右) デジタルハリウッド大学は2012年10月10日,「映画『バイオハザード ダムネーション』特別講義」を,アグ,柧┒寄冥瓮笱?秋葉原キャンパスにて開催した。この講義は,デジタルハリウッド大学1年生の必修科目「エンタテインメント産業論II」の,特別講義として企画されたもの。2012年10月27日から公開される2D/3DフルCG映画「バイオハザード ダムネーション」の監督を務めた神谷 誠氏と,CGディレクターを務めたデジタル?フロンティアの土井 淳氏が特別講師として登壇し,同作品の制作手順や使われた手法などを学生に披露した。 「ディノクライシス3」から続く カプコン,神谷氏,デジタル?フロンティアの関係 まず,「バイオハザード」のフルCG映画を手がけるに至った経緯について,神谷氏はそもそもの始まりを,2003年に発売されたカプコンのゲーム「ディノクライシス3」のムービーパートを担当したことにあると振り返る。その当時,神谷氏は自身がゲーム「バイオハザード」シリーズの大ファンであると話しており,カプコンのスタッフがそれを覚えていたことから,映画版の前作にあたる「バイオハザード ディジェネレーション」での起用につながったというわけだ。またデジタル?フロンティアも,「ディノクライシス3」のCGムービー以降,今作に至るまで,映画「バイオハザード」のCGを手がけている。 続いて土井氏から,CG制作ワークフローに関する解説がなされた,ugg。CGは,上がってきた画コンテに合わせて,キャラクターのモーションキャプチャを行い,順次制作していく。とくに今作では,キャラクターと背景のCG制作を同時進行していったことが特徴となる。 ここで参考までに,講義を聴講している学生がデジタル?フロンティアに入社した場合,「何をやることになるか」についても紹介された。土井氏いわく,入社1年目ではあまり主要ではないキャラクターや背景,アニメーションなど,細かいものや部分的なものから手がけることとなるという。映像の核となるフェイシャル(顔/表情)などの部分を手がけるデザイナーや,キャラクター班/背景班のリーダーは,いずれも10年以上のキャリアを積んでいるとのことである。 ■シナリオの作成からロケハンまで 企画の根幹となるシナリオについては,神谷氏によれば2009年春頃から具体化していったという
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