。 : それは予想外ですね。ゲーム業界の懐が広くなっているのか,それとも5pb.が怖いもの知らずなのか……。しかし,商業タイトルとして,maplestory RMT,レーティング審査は避けて通れませんよね。 祁答院氏: 確かに。ですが,色々と融通を利かせていただき,かつ5pb.さんのご協力もあって,なんとかギリギリCERO「D」に落ち着きましたね。 PSP版「コープスパーティーBR」パッケージ : あそこまでハードな内容でCERO「D」というのは,ちょっと驚きでした。 祁答院氏: それで5pb.のプロデューサーさんも僕に毒されて「まだいける!」と思ってしまったらしく,続編である「コープスパーティーBS」では,最初CERO「Z」にひっかかってしまって,修正が大変でした(笑),DQ10 RMT。 : やはり5pb.が怖いもの知らずなのかも……。 祁答院氏: でも,この2作で「どこまでやっていいのか」という感覚が掴めたのは大きかったです。次回作ではCERO「Z」ギリギリ手前のラインを狙った,よりハードな作品をお届けしたいと考えております! : やっぱり狙っちゃいますか! ところで「コープスパーティーBR」の話に戻りますが,それまでこういったシステムのゲームは,5pb.では制作していませんでしたよね。そういった技術面での苦労などは? 祁答院氏: 基本的にはWindows PC用に開発したシリーズの移植でしたので,かなり余裕を持って制作できました。ただ,コンシューマのハードへ移植する際に,ベースプログラムを外注にお願いすることになり,そことのセッションは少し大変でしたね。 : と,言われますと? 祁答院氏: チームグリグリや5pb.さんの中だけで制作している間はまだ大丈夫なのですが,外注のスタッフが増えると,やっぱり細かい部分までチェックが行き届かなくて。なので,バックログ機能やテキストの早送りなど,やり残してしまったと感じる点はいくつかありました。 : 確かに,「コープスパーティーBR」は細かな不具合など惜しいところがありましたね。原因はそういったところにあった,ということでしょうか。 祁答院氏: そうですね……。声が行き届かず不具合が開発終盤に発覚し,大混乱だったという感じです。 : ですが,ストーリーの面白さもあってか,ゲーム自体にそれ程のマイナスイメージはありませんでしたね。シナリオ面では,何か苦労した点などありましたか? 祁答院氏: 実は「コープスパーティーBR」の開発当初,Windows版は4作目までリリースされていて,まだ完結していなかったんですよ
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