。筆者自身にしたって,生粋の洋ゲーマニアというわけではなく,90年代半ばまでのシネゲーといえばば洋ゲーばっかりだったため,必然的にその周辺の知識が増えていっただけだし。 そういえば当時のBethesdaは,ウェイン?グレツキー選手の肖像権を獲得して発売したアイスホッケーゲーム「Wayne Gretzky Hockey」もリリースしており,筆者もプレイしていた。このタイトルは,Bethesda創立以来,最初に大ヒットを記録した作品である。 アイスホッケーという競技自体が,本作で初めてゲームになったということもあり,アイスホッケー人気の高いカナダを含む北米で飛ぶように売れたのである,Diablo iii Gold。 ちなみにグレツキー選手は,6歳でその才能を開花させると,左利きを生かしたショットを武器に“カナダの至宝”と称賛されたほどの名プレイヤーだ。プロアイスホッケー選手になってからは,20年もの間,第一線で活躍し続け,“グレートワン”と称されていた。 Bethesdaは当時,そんなグレツキー氏と5年間の独占契約を締結し,1988年にAmiga向けに同作をリリースしてから,他機種も含め6?7タイトルを世に送り出している。 日本ではマイナーな競技のゲームでも,大ヒットの可能性を秘めているというのは,北米市場の特色ともいえるだろう。 ここでシネゲーの話に戻そう。Bethesdaは,グレツキー氏のアイスホッケーゲームの大ヒットを契機に,肖像権や版権タイトルにビジネスチャンスを見いだして,前述したThe Terminatorのライセンスを,当時の権利もとであったOrion(オライオン)から獲得したのである。 なんでもジェームズ?キャメロン監督自身もコンピュータの世界が大好きだったらしく,ライセンス交渉はスムーズに行われたという。当時,アグ ブーツ,米国のPC雑誌に掲載されていた記事によると,ジェームズ?キャメロン監督側は,カイル?リースを使ってサラ?コナーを守りきるというヒーロー的な内容だけでなく,ターミネーターとしてサラ?コナーを抹殺しに行くこともできるピカレスク的な内容にもしてほしいとのリクエストをしたのだそうだ。 今回,この記事のために久々にゲームを起動してみると,オープニングは,核が落とされた街や未来の荒廃した都市のアニメーションになっており,古いゲームながらもゾクゾクさせられた。 現カリフォルニア州知事を選んでプレイしたのだが,車を奪ったら3Dポリゴンで描かれた街を走り,サラ
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