2013年1月22日火曜日

どのガチャはセーフなのか? 日本オンラインゲーム協会,「オンラインゲームにおけるビジネスモデルの企

。現実の確率が保障されるわけではないが,システム的に見た乱数の掛け算要素を違法としているらしいことが分かる,舞翔伝 RMT。  簡単にまとめると,プライドオブソウル RMT,購入するアイテムについては,  「乱数×乱数」の要素は不可 ということになるだろう。乱数+乱数のようなものは許容される。また,購入しないアイテムについての乱数要素は考慮されない。単にガチャを回すという行為に留まらず,一定のアイテムを購入して,それがランダムに抽選されるようなものはガチャと同じとみなされる。  さて,だいたいの例は,上記の仮定で見ると非常に分かりやすいのだが,一つだけ例外がある。得られる結果がランダムになるアイテムについての例が次の図である。  これはアウトの例なのだが,乱数によって得られる特定のアイテム2個から乱数で特定のアイテムを作り出すというものとなっている。当然,乱数×乱数×乱数となり,前半だけを見ても考えるまでもなくダメなのは分かるのだが,以下のようなものはセーフだとされているのだ。  これは,ガチャで得られるいくつかのアイテムのどれか2つ(同種含む)を組み合わせることでランダムでアイテムが得られるシステムである。  先ほどの仮定に準拠して考えてみよう。最初に出てくるアイテムが,ガチャで出てくるアイテムならどれでもよいという意味であれば,最初のガチャにランダム性はなくなるのだが,解説によると「類例4と同様問題ないと思われる」とある。はたして,類例4というのは,まさに1段めのガチャで1カテゴリのアイテム群しか出てこないシステムのことであり,そのうえで同カテゴリのアイテムの組み合わせとなれば,最初のガチャのランダム性は無視してよくなる。この範囲では,先ほどの仮定は有効である。 これが類例4 類例5。これもセーフ  ここで問題になるのは,特定の組み合わせを用意する場合でのダメな例が示されていないことだ。ガチャを回させておきながら,どれの組み合わせでもよいというのは,運用上あまりありえない選択のようにも思える。  さて,類例4の続きとして,最初のガチャで複数のカテゴリのアイテム群が出てくる類例5というものもあり,(特定のカードではなく)カテゴリの組み合わせで景品が出るものはセーフだとされている。しかし,得られる結果がランダムになるシステムに類例5などを適用した場合についてのことが明示されていない。  結果として,カード合わせが同時的に発生している状況での「乱数×乱数」が明確に不可なのは分かるのだが,同時でない場合のガイドラインが示されていないのだ
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