2013年2月26日火曜日

[AOU2012]すべてを“開放”した,まったく新しい鉄拳「鉄拳アンリミテッド(仮称)」原田プロデューサ

。意外にもタッグとソロの均衡が取れていたんです。 :  どっちが強いか,という意見が割れているっていう時点で,もうそれは間違いなく面白いってことですよね。 原田氏:  そうそう。結局はどっちから切り取ってみるかということなので。ただ,やる前はこういうバランスになるとは予想してなかったんですよ。今だからこそ「そうだよねー」って(笑)。 :  それ,鉄拳TT1を開発されたときと同じパターンじゃないですか(笑)。 原田氏:  いやあ,やってみるもんだねえ! 環境作りにおける,ゲーム側からのアプローチとは :  今作には,タッグを2人でプレイするペアプレイモードも入っていますよね。 原田氏:  これもまた面白くてね,「アンリミテッド」はタッグ対ソロができるじゃないですか。そうなると,片方はソロ,もう片方はペアプレイっていう,3人での対戦もできるわけですよ。 :  ああ,言われてみればそうですね。 原田氏:  もちろん,タッグ同士のペアプレイ(4人)で遊ぶのもいいんだけど,rmt,ソロ対ペアプレイもぜひやってみてほしいです。例えば上級者同士をペアプレイで組ませても,最初は意志の疎通が取れてないから,お互いに足を引っ張り合ったりして,普段どっちにも勝てない人がソロでやったときに,結構勝てちゃったりするんです(笑)。 :  なるほど。アーケードの対戦格闘ゲームという枠組みで,そういった“パーティーゲーム”的な遊びを許容しているタイトルって,ほかにないかもしれませんね。 原田氏:  それによって色々な大会もできるだろうし。今週はソロ大会,次の週はペアプレイ大会とか,オペレーションの幅も広がるのかなと。 :  そういえば,今鉄拳TT2が設置されているお店は,全部「アンリミテッド」に切り替わるんですか? 原田氏:  切り替えます。タダです。バージョンアップという割にすごく時間かけて作りましたけど,タダです。 :  素晴らしい。調整はいつ頃から始めたんですか? 原田氏:  年末ぐらいからですね。家庭用の作業をやりたいけど,ドラクエ10 RMT,チームを半分に分けて。みんなが2倍働かなきゃいけないけど,それでもやりたかったんです。 :  そうまでさせる想いとは,一体何なのでしょうか。 原田氏:  鉄拳シリーズの盛り上がりには,エンドユーザーとオペレーター,それに業務用と家庭用という風にさまざまな要素が絡んでいる。その中で,ゲームをみんなで楽しむための“環境”って何だ?
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